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医師紹介
院長 羽部 仁
私は、1983年に防衛医科大学を卒業して以来、2012年に当クリニック開業に至るまで、約30年にわたって様々な地域にて自衛隊医療の現場に携わってまいりました。自衛隊員たちの心身の健康管理や被災地への支援などを通じて、縦社会でありがちな人間関係の悩みを身近に感じてきました。
こうした経験から、様々な経緯で心に負担を抱え、社会生活につまずいてしまった患者さんが、一人でも多く社会に適応できるようになってほしい、そんな思いで日々の診療にあたっています。
今後も、「ここに来て、心が軽くなった」「社会生活に希望を持てるようになった」と言っていただけるような、頼りがいあるクリニックをスタッフとともに目指してまいります。ささいなことでも一人で抱え込まず、まずはご相談にいらしてください。
略歴
北海道稚内市生まれ。
- 1983年
- 防衛医科大学校 卒業
- 1985年
- 松島基地・診療班長
東北大学医学部 脳波室 研修 - 1989年
- 自衛隊岐阜病院精神科勤務
- 1995年
- テキサス大学神経学教室(ヒューストン・メディカルセンター) 留学
- 1996年
- 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 卒業
医学博士(岡山大学大学院) 取得 - 1996年
- 目黒基地・衛生課長
- 1997年
- 入間基地・航空医学課長
東京都精神医学総合研究所(東京都世田谷区)・研究生 - 1999年
- 自衛隊岐阜病院・診療部長
- 2002年
- 立川基地 航空医学実験隊・第4部長
国土交通省 国土交通技官 併任 - 2004年
- 浜松基地・医務官
静岡神経総合医療センター研修 - 2006年
- 自衛隊中央病院(東京都世田谷区)・精神科部長
東京都精神医学総合研究所・客員研究員 - 2010年
- 自衛隊岐阜病院・副院長
- 2012年
- はぶクリニック・院長
中部学院大学・特任教授 - 2013年
- 岐阜県警察職員健康管理医
- 2013年
- 株式会社丸順心療内科・嘱託医
- 2015年
- 大垣ガス株式会社心療内科・嘱託医
- 2016年
- 大垣市医師会・理事
- 2018年
- 西濃高等特別支援学校・学校医
- 2020年
- 大阪シーリング印刷株式会社・産業医
資格など
- 中部学院大学・特任教授
- 精神保健指定医
- 日本精神神経学会認定精神科専門医
- 日本精神神経学会認定指導医
- 日本てんかん学会認定てんかん専門医
- 日本てんかん学会てんかん専門医指導医
- 日本医師会認定産業医
- 日本臨床神経生理学会認定臨床神経生理専門医(脳波分野)
所属学会・研究会
- 日本心療内科学会
- 東海精神神経学会
- 慶応大学医学部 精神科 神経生理研究班
- 日本東洋医学会
- 西濃てんかん診療研究会
院長の想い
医院方針
家族を思いやるような気持ちで患者さんの心の問題と向き合う方針です
心療内科・精神科は行きづらい、怖いといった印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。さらに最近ではインターネット上の情報から、心の問題を抱えることに対して誤った認識をされている方も見受けられます。
当クリニックでは、そうした患者さんに対して、誤解があればそれを解き、お互いにリラックスしてお話しできる雰囲気づくりに努めています。心の病気は他の臓器の病気と違い、検査データなどから状態が分かるものではありません。そのため、ヒアリングには時間をかけ、丁寧につまずきの原因を探る方針です。私自身の家族を診るような気持ちで親身に患者さんの心の絡まりと向き合いたいと考えています。
なお、治療によって症状が改善されてきたら、その後の通院の有無などについて患者さんと話しあって決めていきます。
私について
自衛隊での勤務医経験をもとに組織でうまく生きる方法をアドバイス
私は、勤務医時代、自衛隊医療の現場で診療に携わり、縦社会の組織の中で悩みを抱えて苦しんでいる方を身近で診てきました。その経験をいかし、患者さんそれぞれの性格やご家庭の事情なども細やかに配慮しつつ、与えられた職場環境の中で上手にたちふるまえるようアドバイスしたいと思っています。
私が精神科の医師を目指すようになったのは、学生の頃から身体の臓器を扱うよりも、生き方をめぐる悩みなど、心の問題に関心があったことからです。勤務医時代よりも患者さんと身近で触れ合う機会が増えた今、私の治療によって心の負担が少しでも軽くなり、患者さんに喜んでいただけることに生きがいを感じています。
なお、現在はうつ病でお悩みの患者さんを診ることが多くなりましたが、開院前はてんかんの診療に力を入れてきました。「日本てんかん学会認定 てんかん専門医」の一人でもありますので、てんかんでお悩みの方のご相談も親身に承ります。
患者さんへの思い
社会生活での疲れを癒やし、社会にうまく適応できるようサポートします
お仕事や家庭、近所づきあいなど、ちょっとしたことでつまずいてしまうことは、今の社会では珍しくありません。そんな時、「ここを受診してよかった」と思っていただけるようなクリニックでありたいと思っています。
そのため、患者さんがつらいと感じていることについてはもちろん、ご家族やお仕事上の人間関係などまで丁寧にお話を伺う中で、患者さん一人ひとりの性格まで細やかに察するよう努めています。そうした上で、患者さんが与えられた環境の中で、うまく生きてけるようアドバイスいたします。
患者さんが組織の中で孤立してしまう原因などを丁寧に分析し、できるだけ無理なく達成できそうな目標を提示するよう心がけています。時にはやや厳しい指導をすることもあるかと思いますが、少しずつでも社会に適応できるようお力添えできればと願っています。心に負担を抱えた患者さんが笑顔で社会生活を楽しめるようサポートすることが、私の使命と心得ています。